兵庫県社内木鶏経営社会が主催する社内木鶏 合同体験会&事例発表(神戸開催)に参加してまいりました。
株式会社日伸電工 代表取締役社長で、兵庫県社内木鶏経営者会 赤松会長のご号令により、毎月神戸と姫路で交互に開催されています。
以前からご案内をいただき、ぜひ一度伺いたいと思っていた会。今回ようやく念願が叶い、神戸の地で学びの時間をいただきました。

実践発表会での学び
実践発表会では、西部電気建設株式会社 代表取締役社長 坂上彰氏が登壇され、まさに理想を形にした企業経営の姿を拝見しました。
特に印象に残ったのは以下の点です。
- 社員教育の徹底:研修施設があり、入社1〜5年目まで体系的なカリキュラムを用意している
- 若手を導く仕組み:若手を指導する上席者が大事とし、より学ぶ姿勢と仕組みがある
- 中長期的な経営計画:5ヵ年計画を策定し、将来の課題を先取りして対策
- 教育投資の成果:2020〜2025年の計画では売上横ばいを前提に若手教育へ注力した結果、5年後には予想を超える売上・利益を達成
- 社員の幸福を重視:教育、制度、仕組みを通じて社員の成長を促し、あらゆる角度から幸せを実現
個人で仕事をするよりも、こうした地方の良質な企業に勤める安心感を強く感じました。
結局は「出逢い、そしてそれをいかに生かしていくのか」が大切なのだと実感しました。

温かいつながりと学び
遠方からの参加ということで、多くの方々に温かく声をかけていただき、さらに発表の機会までいただけました。
経営者としても大きな学びを得られ、兵庫県の皆様の温かいつながりに触れることができ、改めて原点に立ち返る時間となりました。
最後に、赤松会長がお話しされた木鶏会の意義が深く心に残りました。
なぜ木鶏会を勧めているかというと、隣の人を大切にできる人になろう、と社員に伝えているからです。
気持ちの良い挨拶ができる、ありがとうと言える、人の話を真剣に聞ける。
お互いがそうなれば、働くことも気持ちよくなり、幸せになれる。それが富国有徳の国づくりにつながっています。
この言葉を胸に、私自身も引き続き木鶏会の価値を大切に発信していきたいと思います。

本記事をお読みいただきありがとうございました。
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