高知で「社内木鶏 経営者会」が発足
高知で新しく立ち上げられた「社内木鶏 経営者会」設立式に参加させていただきました。香川から応援として伺いましたが、どの企業様も人材育成に真剣に取り組まれている方々ばかり。会場では、経営者同士の熱い想いが飛び交い、たくさんの新しいご縁をいただきました。
人材育成を大切にする理由
どの企業も共通していたのは、従業員への深い愛情。
「人として立派に育ってほしい」
「仕事に誇りを持ってほしい」
そう本気で願う経営者の姿がありました。
ただ、成長は一朝一夕で起こるものではありません。押し付けるのではなく、思いや価値観を共有しながら育てていく一人ひとりの心に“成長の芽”を育むような取り組みが印象的でした。

代表者の言葉が胸に刺さりました
「1回2回では大きく変わらない。
1歩2歩で振り返っても景色は同じ。
でも1,000歩2,000歩、歩いたら、必ず景色は変わっている。」
焦らなくていい。できない=ダメではない。
「今どの位置にいるのか」「理想とのギャップが見えた」——それで十分。大事なのは、歩みを止めず続けること。この言葉に、私自身も大きな勇気をいただきました。

高校生への取り組みで起きた変化
高校の部活動でも「木鶏会」の実践が進み、 生徒たちの間で「感謝の言葉」が増えたというお話がありました。多感な時期に、他者を尊重し、感謝を伝える経験を重ねること。その価値は、きっと一生の財産になるはずです。

地域を支える強い中小企業へ
従業員の成長とともに業績も伸びていく。そんな企業が地域にはたくさんあります。
「こうした会社がある限り、日本の地域経済は強く、揺るがない。」
そう感じさせてくれる時間でした。これからも、人材育成の現場を共に盛り上げていけたらと思います。関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

今回の設立式を通じて、地域企業同士がつながり、学び合う力を実感しました。人を育てる取り組みが企業の枠を越えて広がることで、地域全体がより豊かに成長していく。「人を育てる」というテーマは、どんな時代にも変わらず企業の根幹にあるもの。その原点を思い出させてくれる、温かく力強い時間でした。
GrowthMind & Practicesでは、これからもこうした現場に寄り添い、組織と人の成長を支援してまいります。
本記事をお読みいただきありがとうございました。
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