先日、地域水産業の活性化を目指す画期的なプロジェクトの視察に参加しました。
舞台は、ハマチ養殖発祥の地として知られる香川県東かがわ市・安戸池。
なんとこの地で、かつて日本で初めて行われた牡蠣養殖が、約100年の時を経て復活を遂げようとしています。

安戸池の牡蠣養殖、その特徴とは?

今回注目したのは、一般的な加熱用とは異なる、生食用の殻付き牡蠣の養殖です。
地域と企業の協力により、わずか1年5ヶ月という驚異的なスピードで養殖・販売まで漕ぎ着けたとのこと。
そのリサーチ力、実行力にはただただ脱帽するばかりです。
安戸池は、海水と淡水が混ざり合う汽水湖であり、牡蠣の養殖に適した豊かな生態系を育んでいます。
独自の養殖方法により、一年を通して安定した品質の牡蠣を生産できるのが特徴です。
生食牡蠣の美味しさの秘密

実は私自身、生牡蠣を口にするのは十数年ぶり。
カナダ留学時代にオイスターバーで食べた味が、記憶の片隅に残るのみでした。
しかし、安戸池で試食させていただいた牡蠣は、そんな過去の記憶を塗り替えるほどの衝撃でした。
香川県産のレモンを絞って口に運ぶと、思わず声が漏れるほどの美味しさ。
ツルッとした喉越しと濃厚な旨味は、まさに絶品。
匂いや臭み、エグ味は一切なく、まるで新鮮な貝類を食べているかのようでした。
海外で食べ慣れている方も「これならいくらでも食べられる」と絶賛するほど、その味は折り紙付きです。
地域活性化への貢献と今後の展望

船に乗って池を巡り、美しい景色を眺めながら牡蠣を味わう。
そんな贅沢な体験は、観光資源としても大きな魅力となるでしょう。
今回の視察では、今後の流通や観光について、参加者同士が熱い意見交換を交わしました。
議論が白熱するあまり、施設の正面玄関が閉まって裏口に回るという一幕も。
それほどまでに、地元の皆様の期待と情熱が溢れていたのです。
今回のプロジェクトは、地域産業の活性化に繋がるだけでなく、人材育成という観点からも大きな意義があると感じました。
微力ながら、今後の発展に向けてお手伝いできれば幸いです。
皆様へ:安戸池の牡蠣を味わってみませんか?

今回の視察で、安戸池の牡蠣の美味しさに魅了されました。
そこで皆様に質問です。安戸池の牡蠣は、
- 自宅でゆっくり味わいたいですか?
- お店で美味しいお酒と共に楽しみたいですか?
おすすめの食べ方(レモン、ポン酢、紅葉おろし、ワイン、日本酒など)もぜひ教えてください!
コメント欄で皆様の声をお聞かせください。
関連情報